"歴史を学ばないものは滅ぶ。しかし、ただ歴史・伝統に従っているだけでも駄目だ。それらを身につけて一歩前にでなければ。"

— 岡倉天心 講義ノート

"導きの書はないけれど、導きの色は(自然界に)あるわけ。それを求めているっていうのかな"

— 染織家 志村ふくみ

"自分の好きなものを自分で作ってみようというのが私の仕事です。そういう際に表現されるぎりぎりの自分が同時に他人のものだというのが自分の信念です。ぎりぎりの我に到達した時に初めてぎりぎりの他にも到達します。自他のない世界が本当の仕事の世界です。"

— 河井寛次郎「機械は新しい肉体」より

東京オリンピック1964 デザインプロジェクト
東京国立近代美術館 ギャラリー4
2013年2月13日(水)~5月26日(日)


 

この方々なくして日本のデザインは語れない巨匠の傑作揃いでもある、このオリンピック・デザインプロジェクトが、その後のデザイン界にどれほど大きな影響を与えたかを肌で感じる展示。
いま観ても文句なくカッコいい。無駄がない、澱みがない。気持ちいい斬れ味がある。最近では見かけない重厚感もたっぷりある。でも、くどくはない。 展示物の多くが本来は宣伝媒体の役割で消費されるものなのに、粗末に扱えない気持ちにさせる。情報を伝達するだけでは収まらず、デザインに対する並々ならぬ情熱まで響いてくるのが、兎にも角にもスゴイ。

ピクトグラムのデザインガイドシートや複数のデザイナーによるロゴのラフ案など、デザイナーには宝になるものがザクザクある必見の展示。 常設展内の企画なので、フランス・ベーコン展のチケットで一緒に観れちゃいます。観ないと、これは損。

(出典: momat.go.jp)

ミラノ アンブロジアーナ図書館・絵画館所蔵
『レオナルド・ダ・ヴィンチ展―天才の肖像』
東京都美術館
2013年4月23日(火)~ 6月30日(日)


素描中心の展示とは知っていたものの、展示構成はそれでも物足りない印象でした。
ダ・ヴィンチが幾何学に対して強い好奇心を抱き、熱心に研究しているのが実物の手稿から窺えたのはおもしろかった点で、「よくここまで…」と驚嘆する細密な書き込みよう。学術的な研究というより、遊びや趣味の延長に思えます。構造を紐解き本質を探ることがダ・ヴィンチにとって最大の関心事で、絵画も軍事もそのための実験のようなものだった(だから未完が多い)というのが感じ取れました。

鳥の骨格から考案した兵器など様々な手稿をみていると、彼の思考がどう展開されるのかを油彩を観るより追うことができます。 

(出典: tbs.co.jp)

六本木アートナイト2013

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六本木アートナイト 2013
Gtokyo 2013
2013年3月23日(土)10:00〜3月24日(日)18:00



池田学の新作がズバ抜けてよかった、というメモ書きで割愛。

(出典: roppongiartnight.com)